文:名畑 政治 / Text: Nabata Masaharu
松坂屋名古屋店 北館5階 GENTA the Watchの『パネライ 松坂屋名古屋ブティック』は、イタリアを代表するハイエンドスポーツウォッチブランドであるパネライの、名古屋において2店舗目となる本格的なブティックである。
パネライのクリエイティブディレクターであるアルバロ・マッジーニによってデザインされた最新のグローバルコンセプトを採用したインテリアは、落ち着きの中にもパネライならではのスポーティなスピリットを表現。海をテーマとしたパネライらしい革新的なデザインが採用されている。
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さらに、スイス ヌーシャテルのパネライマニュファクチュールに設置された研究開発部門「Laboratorio Di Idee(アイデアの工房)」をフィーチャーし、パネライの卓越した時計製造技術や革新的な素材開発力をアピールするスポットともなっている。
そのひとつのシンボルが、ブティック奥の壁に設置されたパネライの「ルミノールマリーナ」の文字盤を巨大化したウォールクロック。そして、このブティックの中には、パネライとイタリア海軍との長い歴史を感じさせるオブジェが、そこかしこに散りばめられている。
もちろん、空間設計だけでなく、取り扱う製品にも大きなアドバンテージが加わった。これまでは取り扱うことのできなかった貴重なブティック限定モデルなど、より多くの商品を取り扱うことができるようになり、お客様のご要望に確かにお応えする体制が整えられている。
この新しいブティックの誕生により、すでにパネライをご愛用いただいている愛好家はもちろん、これまでパネライに興味を持ちながらも、なかなかアクションを起こせなかった方も含め、すべてのお客様に満足いただける空間が、この松坂屋名古屋店 北館5階 GENTA the Watchに完成したのである。
- おすすめモデル -
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PAM01229
サブマーシブル
44mm クアランタ クアトロ
伝統と先進性を体現したパネライならではの本格ダイバーズ
詳細はこちら
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PAM01226
サブマーシブル
クアランタ クアトロ ビアンコ
ファッション性にも注目したい鮮烈なホワイト・ダイアル
詳細はこちら
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PAM01232
サブマーシブル
クアランタ クアトロ カーボテック™ ブルー アビッソ
先端素材カーボテック™を用いたタフで軽量な高機能モデル
詳細はこちら
伝統と先進性を体現したパネライならではの本格ダイバーズ
サブマーシブル 44mm クアランタ クアトロ
2022年の新作として発表された「PAM01229 サブマーシブル 44mm クアランタ クアトロ」は、パネライの歴史と伝統を継承する本格ダイバーズの「サブマーシブル・シリーズ」のすべての特徴を備えたシンボリックなモデルである。防水性は300m。腕時計にとってもっとも脆弱なリュウズからの浸水を防ぐため、パネライが開発した特許取得済みのリュウズプロテクターが装備されている。
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ケース素材はステンレススティールを採用。白く大きなドットのインデックスや太い針には海中や暗闇で強い光を放つスーパールミノヴァ™が塗布され、マットな質感のブラックダイアルとの高いコントラストによって、あらゆる状況下での高い視認性を確保している。
それではパネライ担当の八代 守さんに、この新作のポイントをご紹介いただこう。
「これまで『ゴールドテック™』でしか存在しなかったケース径44mmのモデルが『サブマーシブル・コレクション』に登場しました。防水性は300mと極めて高く、ラバーストラップが付属していますからダイビングはもちろん、あらゆるアウトドア活動でアクティブに使っていただけます。
インデックスや針の蓄光塗料は、高い輝度で知られるスーパールミノヴァ™。長針とベゼルのルミナスポイントだけ他と発光色を変え、視認性を一層、高めています」
確かにこのモデルを暗いところに持っていくと、ベゼルと長針はブルーに、他の部分はグリーンに発光する。つまり発光色の違いで分の経過をはっきり認識できるのだ。
「2022年からラバーストラップのカラーバリエーションが増えましたから、お好みのカラーをお選びいただくことで、好みにあったオリジナルティ溢れるモデルへのカスタマイズがお楽しみいただけます」(八代さん)
高い機能性を備えた新作「サブマーシブル クアランタ クアトロ」。それはパネライの海洋冒険物語に新たなページを書き加えていくに違いない。
- MODEL DETAIL -
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サブマーシブル 44mm クアランタ クアトロ
品 番 |
PAM01229 |
ムーブメント |
自動巻きメカニカル、キャリバーP.900 |
ケース素材 |
ステンレススティール |
ケースサイズ |
44mm |
防 水 |
30気圧(300m) |
ガラス |
サファイヤクリスタル |
ブレスレット |
ラバーストラップ |
備 考 |
パワーリザーブ3日間 |
ファッション性にも注目したい鮮烈なホワイト・ダイアル
サブマーシブル クアランタ クアトロ ビアンコ
鮮烈なホワイト(イタリア語でビアンコ)のダイアルを装備する2022年の最新作が、この「PAM01226 サブマーシブル クアランタ クアトロ ビアンコ」。
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ケースはサテン仕上げが施されたステンレススティール。リサイクル素材を30%用いたラバーストラップにはミリタリーグリーンを採用。この渋い色合いが、サテンのケースと相まって、ダイアルの白さを一層、際立たせてくれる。
パネライならではの特許取得済みレバーロック式リュウズプロターによって300mの耐水性を確保。逆回転防止ベゼルには潜水時間の経過を把握するためのインデックスが刻まれている。 搭載される自動巻きのメカニカル・ムーブメント「キャリバーP.900」は、フル巻き上げで3日間という長いパワーリザーブを保有。精度も実用性も十分に備えている。
「モデル名の『クアランタ クアトロ(Quarantaquattro)』とはイタリア語で『44』。これはケース径を表しています。また、『ビアンコ』は『白』。これはもちろん、白い文字盤を装備していることを意味しています。このモデル名の通り、ホワイトの文字盤ということで、2021年に発売された42mmモデルと雰囲気は似ていますが、ケース径が44mmなので腕に装着したときの重厚感は大きく異なります。
文字盤の白に合わせて、蓄光素材にも白いスーパールミノヴァ™を使用。他のモデル同様、ベゼルの大きなドットと長針先端のルミナスポイントの発光色を変えて視認性を高めています。もちろん、300mという高い防水性とフィット感の高いラバーストラップにより、日常からアウトドアまでアクティブに活用いただけます」と、担当の八代さんは「PAM01226 サブマーシブル クアランタ クアトロ ビアンコ」の魅力を強力にプッシュする。
- MODEL DETAIL -
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サブマーシブル 44mm クアランタ クアトロ ビアンコ
品 番 |
PAM01226 |
ムーブメント |
自動巻きメカニカル、キャリバーP.900 |
ケース素材 |
ステンレススティール |
ケースサイズ |
44mm |
防 水 |
30気圧(300m) |
ガラス |
サファイヤクリスタル |
ブレスレット |
カウッチューミリタリーグリーン |
備 考 |
パワーリザーブ3日間 |
先端素材カーボテック™を用いたタフで軽量な高機能モデル
サブマーシブル クアランタ クアトロ カーボテック™ ブルー アビッソ
チタンより軽く、傷に強い特性を保有する複合素材「カーボテック™」をケースに採用した新作「PAM01232 サブマーシブル クアランタ クアトロ カーボテック™ ブルー アビッソ」。
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カーボンファイバー(炭素繊維)をベースとする複合素材である「カーボテック™」は、このモデルのケースや回転ベゼル、リュウズプロテクターのレバーとブリッジにも採用されている。この素材は、単に軽量なだけでなく、外部からの刺激に対する耐性も高く、アレルギーを起こしにくい耐食性に優れた素材である。
この注目の新作について、担当の八代守さんは、こう説明してくれた。
「こちらのモデルも、その特徴がモデル名に反映されています。『クアランタ クアトロ(Quarantaquattro)』は『44』。これはケース径。そして『ブルーアビッソ(Blu Abisso)』は『青い深海』という意味で、ダイアルやラバーストラップに採用された深海をイメージした深いブルーを意味しています。
このモデルのケース素材であるカーボテック™は軽さや非アレルギー性、優れた耐食性など多くの特徴を備えていますが、注目したいのは、マットなブラックの表面に現れた模様は、素材の切断の部位によって変化するのため、個々のモデルで模様の異なるユニーク(唯一)のモデルとなっていることです。これはパネライにしかない特徴ですね。
また、日付が見やすく、暗闇で緑と青に光るスーパールミノヴァ™を採用していますから、あらゆる状況で高い視認性を実現しています」(八代さん)
- MODEL DETAIL -
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サブマーシブル クアランタ クアトロ カーボテック™ ブルー アビッソ
品 番 |
PAM01232 |
ムーブメント |
自動巻きメカニカル、キャリバーP.900 |
ケース素材 |
カーボテック™ |
ケースサイズ |
44mm |
防 水 |
30気圧(300m) |
ガラス |
サファイヤクリスタル |
ブレスレット |
カウッチューダークブルー |
備 考 |
パワーリザーブ3日間 |
文:名畑 政治
Text: Nabata Masaharu
1959年、東京生まれ。80年代半ば、フリーライターとして取材活動を開始。90年代からはカメラ、時計、万年筆、ファッションなどを題材に、メンズ誌・情報誌で取材・執筆。94年から毎年、スイス時計フェア取材を継続中。2009年からは時計専門ウェブマガジン「Gressive」の編集に携わり、2015年、Gressive編集長に就任。著書に「オメガ・ブック」、「セイコー・ブック」、「ブライトリング・ブック」(いずれも徳間書店刊)、「カルティエ時計物語」(共著 小学館刊)などがある。
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