CASIO G-SHOCK 2023年新作・厳選モデル情報

　松坂屋名古屋店 北館5階の時計サロン「GENTA the Watch」にて7月12日より開催される「G-SHOCK 40周年フェア」に合わせてCASIO G-SHOCKの中から2023年新作モデル・定番の厳選商品を紹介する。

　同時計サロンの中でもひときわカジュアルな存在ながらも幅広い層に支持されるG-SHOCKは今年で40周年の節目を迎える。その節目に相応しいモデルと、この40年の進化の過程が見える新世代G-SHOCKを紹介しよう。

　1994年に発売され、G-SHOCK人気の一翼を担ったのが初代「アイサーチ・ジャパン」コラボレーションモデル「DW-6100DW」だった。通称「イルクジモデル」と呼ばれたこの初代モデルへのオマージュとして、ケースとバンドにブラックとイエローのツートンカラーを採用。サイドボタンとバックルをゴールドIPで仕上げた3つの新作が登場した。

「アイサーチ・ジャパン（国際イルカ・クジラ教育リサーチセンター）」は、1991年に設立され、「イルカ・クジラが好き。だから彼らが暮らす海の自然を大切にしたい」という思いから、イルカ・クジラと自然の素晴らしさ、大切さを伝える環境教育活動に取り組む団体。G-SHOCKとのコラボレーションモデルでは、バンドの表面に「アイサーチ・ジャパン」のロゴをプリント。裏蓋には「Love The Sea And The Earth」のシンボルマークを刻印するなど、時計の随所にロゴやシンボルマークをあしらうことで、自然の大切さやイルカ・クジラとの共生をアピールする。

　1983年に登場し、やがて時計の概念を覆す名機となったG-SHOCK初号機「DW-5000C」。その時代から現代まで継承されるアイコニックな角型デザインに、日常生活での健康管理からスポーツアクティビティにおける分析・管理機能までをも搭載した新世代のG-SHOCKが、この「DW-H5600-1JR」である。

　トレーニングに活用すべく、心拍計測が可能な光学式センサーと歩数計測が可能な加速度センサーを搭載。日々のランニングやウォーキング、ワークアウトなどに対応する。さらに血中酸素レベル計測機能も搭載することで、これらのセンサーから得た情報をスマートフォンと連携。これによってトレーニングの解析や、睡眠による回復度の解析、呼吸エクササイズなど、運動による身体の負荷の把握や健康管理を多角的にサポートできる。

　また、時計本体のベゼルとバンドにはバイオマスプラスチックを採用して環境負荷を低減。視認性の高い高精細MIP液晶によって時刻や各種表示の読み取りやすさも向上し、USB充電とソーラー充電にも対応することで、デイリーユースの腕時計としての実用性も飛躍的に向上している。

　1983年に誕生したG-SHOCK初号機「DW-5000C」のスクエアなデザインを、そのままにフルメタル化した「GMW-B5000」シリーズは、スマートフォンリンクをはじめとした先進機能を搭載した多機能・高機能なモデルだ。

　高密度実装技術によりオリジナル（原型）モデルと同様のサイズを維持しつつ、硬質な輝きを特徴とするステンレス素材のメタルベゼルを採用。そのベゼルと本体ケースの間にファインレジンによる緩衝体を挟む耐衝撃構造を採用したことで、機能的にも遜色のないフルメタルケース化の実現に成功した。

　ケースバック（裏蓋）は耐摩耗性に優れ重厚感を併せ持つDLC処理を施したスクリューバック式。

　もちろん、セットされるバンドもメタル製。ひとつひとつのコマにディンプル加工を施すことで、初号機に採用された樹脂バンドのデザインが継承されている。

　こうしてオリジナルを忠実にフルメタルで再現しているが、機能的にはさらに進化。Bluetooth®通信機能を装備し、スマートフォンと連携することで専用アプリを用いて正確な時刻情報を取得。標準電波（マルチバンド6）による時刻修正システムや、太陽光を受けてエネルギーに変換するタフソーラー機能による安定した駆動、ワールドタイム機能と6ヵ国語による曜日表示など多岐にわたる表示系統も、高輝度なフルオートLEDバックライトによって昼間から夜間まで、あらゆる状況化で確かな視認性を約束する。

　G-SHOCKの初号機である「DW-5000C」のデザインコンセプトを継承して開発されたデジタル／アナログ表示を装備する「GA-2100」シリーズに、フルメタル外装のモデルが登場。印象的な八角形フォルムのベゼルとバンドにはイエローゴールドカラーのIPコーティングを施したステンレスを採用。強固な外装でありながら、万が一の落下時においても独自の耐衝撃構造を採用することで、衝撃から内部のモジュールを守ることが可能となっている。しかもフルメタル外装であるにも関わらず、高密度実装技術によるスリムかつ高機能なモジュールを搭載することで薄型化。厚みを抑えることで快適な装着感をもたせることにも成功している。

　もちろん、機能面も充実。Bluetooth®通信機能によってスマートフォンと専用アプリで接続し、正確な時刻情報を取得することができ、常に正しい時刻を表示する。

　さらに太陽光を受けてエネルギーに変換する高効率なタフソーラー機能や、高輝度なダブルLEDライトなどを実装し、スタイリッシュにして実用的なタイムピースとして完成した。