TUDOR POP-UP “TIME TO KICK OFF”（チューダー ポップアップ「タイム トゥー キックオフ」）開催

文：名畑 政治 / Text: Nabata Masaharu

　松坂屋名古屋店 北館5F「GENTA（ジェンタ）the Watch」にショップを構えるスイスのウォッチブランド「チューダー」。9月8日にフランスで開催されるラグビーの世界大会に合わせ、そのオフィシャル・タイムキーパーであるチューダーがPOP-UPショップを「GENTA1階」にてオープンすることが決定した。

　1926年、ロレックスの創立者であるハンス・ウイルスドルフが、“ロレックスの技術と信頼性を備え、先駆的な腕時計を創りたい”との思いでジュネーブに創設した「チューダー」。以来、チューダーは強固な防水性を誇るオイスターケースと高いコストパフォーマンスによって支持を獲得。時計界に独自のポジションを構築し現在に至っている。

　そのチューダーのアンバサダーがラグビーニュージーランド代表のオールブラックス。今回、GENTA１階にオープンするチューダーのPOP-UPショップでは、オールブラックスが体現するチューダーのブランド哲学「BORN TO DARE（挑戦者の精神）」という世界観を展開し、多くの方の来場を待ち望んでいる。

　タフでスポーティというチューダーの持ち味を存分に味わえるヴィンテージ感覚あふれるクロノグラフ・モデル。ブラックの文字盤にシルバーのふたつのインダイアルが精悍さを伝える。このインダイアルは3時位置がクロノグラフ秒針と連動する45分積算計。9時位置のインダイアルは時計の作動状態を示すスモールセコンドとなっている。日付表示は6時位置にセット。これによってダイアルのシンメトリーな構成を壊さず均整の取れた美しさを実現している。

　レッドのアルマイト加工ベゼル・インサートが鮮烈な印象を残す高性能ダイバーズ・モデル。チューダーのムーブメント製造部門であるケニッシ マニュファクチュールが製造する「Cal. MT5602-U」は、2つの異なる温度下、6つの姿勢差、そして2つの異なるパワーリザーブ残量状態（100%および33%）での精度テストに合格したCOSC認定クロノメーター。さらにMETAS（スイス連邦計量・認定局）による15,000ガウスという高磁場環境下でのスムーズな動作確認、およびその後の精度テストにも合格した「マスター クロノメーター」の認定も受けていることも大きな特徴だ。

　ポリッシュ仕上げとサテン仕上げを絶妙に使い分けたケース、ベゼル、そして5列リンクのしなやかなブレスレットにより、洗練された印象を醸し出すマルチパーパスなスポーティ・モデル。サテン仕上げのブルー・ダイアルも、そのスタイリッシュさに大きく貢献する。また、この新しい「BLACK BAY」のコレクションには31ｍｍ、36ｍｍ、39ｍｍ、41ｍｍという4つのケース径がラインナップ。世代や性別を越えて愛用できることも大きな魅力なのである。