文：名畑 政治 / Text: Nabata Masaharu
1932年、ニューヨーク五番街に創業したハリー・ウィンストン（Harry Winston）は、“キング・オブ・ダイヤモンド”と称賛される世界屈指のジュエラー。そのハリー・ウィンストンは1989年に時計作りをスタートさせ、現在ではラグジュアリーな時計製造の中心地ジュネーブに自社工場を構え、最高品質のダイヤモンドを始めとする多彩な宝石を駆使したジュエリー・ウォッチだけでなく、独創的な着想を具現化した超複雑時計に至るまで幅広いコレクションを展開し、あらゆる時計愛好家から注目されるウォッチメゾンへと成長した。そのハリー・ウィンストンを扱うショップが松坂屋名古屋店北館5階の「GENTA the Watch」にある。このショップが他と異なるのは女性だけでなく男性にも支持されていること。その理由は「HW オーシャン」や「HW ミッドナイト」などメンズモデルの充実に加え、ジュエラーとしての本領を発揮するレディスモデルが豊富に並び、そこから愛するパートナーへのギフトを選ぶことができる点にある。およそ百年におよぶジュエラーとしての高い技術とセンス、ジュネーブの高級複雑時計作りのノウハウを融合させ、魅力あふれるタイムピースを生み出し続けるハリー・ウィンストン。この冬、あなたにとっての“唯一無二”のモデルを見つけられてはいかがだろうか？
－ おすすめモデル －
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HW オーシャン・バイレトログラード オートマティック 42mm
OCEABI42WW002
詳細はこちら
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HW エメラルド
EMEQHM18WW005
詳細はこちら
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HW プルミエール・ロータス オートマティック 31mm
PRNAHM31WW002
詳細はこちら
複雑機構とジュエラーの技を融合させたラグジュアリーなメンズ・モデル
ハリー・ウィンストンの「HW オーシャン」は、大胆なデザインと優れた機能性を誇り、豊かなバリエーションを展開するスポーツウォッチのコレクション。豊富なラインナップの中でも、“バイレトログラード”は、秒と曜日のふたつにレトログラード機構を採用した個性あふれる独創的なモデルだ。「レトログラード（retrograde）」とは「退行」を意味し、秒針は30秒に到達すると瞬時に「退行」して秒表示を再開。曜日は日曜に達すると「退行」して月曜から表示を再開する複雑なメカニズムである。さらにこのモデルはケースやダイアルなど時計全体に合計367個（約4.50カラット）のラウンド・ブリリアントカット・ダイヤモンドをセットし、“キング・オブ・ダイヤモンド”と称賛された創始者ハリー・ウィンストンの偉業を讃えている。
－ MODEL DETAIL －
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HW オーシャン・バイレトログラード オートマティック 42mm
税込 11,066,000円
| 品 番 |
OCEABI42WW002 |
| ムーブメント |
自動巻き |
| キャリバー |
HW3305 |
| ケース素材 |
18Kホワイトゴールド×ダイヤモンド |
| ケースサイズ |
42.2mm |
| 防 水 |
10気圧 |
| 文字盤 |
ホワイト マザー・オブ・パール |
| ストラップ素材 |
ブルー・アリゲーターレザー |
| 仕 様 |
367個のラウンド・ブリリアントカット・ダイヤモンド(約4.50カラット) |
ホワイトマザー・オブ・パールにルビーの差し色
コントラスト際立つ洗練のレディス・ウォッチ
レクタンギュラー（長方形）でもなく、トノー（樽型）でもない個性的なフォルムは、創始者ハリー・ウィンストンが愛したダイヤモンドのフォルムである「エメラルドカット」に由来するもの。現在ではハリー・ウィンストンのタイムピースにおける、ひとつのアイコニックなコレクションとなっている。18Kホワイトゴールドのケースはベゼルとラグに隙間なく53個のラウンド・ブリリアントカット・ダイヤモンドをセッティング。さらにマザー・オブ・パールのダイアルにも44個のラウンド・ブリリアントカット・ダイヤモンドと3個のラウンド・ブリリアントカット・ルビー、12時位置には、ひときわ大きなエメラルドカットのルビーをセットし、このタイムピースに豊かな洗練とまばゆい輝き、最上級のエレガンスを与えている。
－ MODEL DETAIL －
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HW エメラルド
税込 2,046,000円
| 品 番 |
EMEQHM18WW005 |
| ムーブメント |
クォーツ |
| キャリバー |
HW1040 |
| ケース素材 |
18Kホワイトゴールド×ダイヤモンド |
| ケースサイズ |
17.7mm×24mm |
| 防 水 |
3気圧 |
| 文字盤 |
ホワイト マザー・オブ・パール |
| ストラップ素材 |
レッド サテン |
| 仕 様 |
108個のラウンド・ブリリアントカット・ダイヤモンド(約0.60カラット)
3個のラウンド・ブリリアントカット・ルビー(約0.003カラット)
1個のエメラルドカット・ルビー(約0.02カラット) |
多彩なジュエリー遣い文字盤に開花する
綺羅びやかなロータスのモチーフ
1989年にハリー・ウィンストンが発表した「HW プルミエール」は、時計としての確かな機能と華やかな意匠を融合させ、憧れの的となった。ここで紹介する「HW プルミエール・ロータス オートマティック 31mm」は、その名の通り、「ロータス（蓮の花）」をモチーフとするモデル。キラキラと輝く水面を思わせるホワイトマザー・オブ・パール製ダイアルから浮かび上がるのは、まさにこの瞬間に開花したロータスの花の姿。全体が18Kホワイトゴールドで造形され、そこにマザー・オブ・パールなどで作られた花弁と147個のラウンド・ブリリアントカット・ダイヤモンド、7個のマーキースカット・ダイヤモンドによって美しく神秘的な蓮の花が再現されている。そこにはダイヤモンドのみならず、さまざまな宝石を扱う術（すべ）に卓越したセンスを発揮する世界屈指のジュエラー、ハリー・ウィンストンならではの比類なき創造性を見ることができる。
－ MODEL DETAIL －
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HW プルミエール・ロータス オートマティック 31mm
税込 7,073,000円
| 品 番 |
PRNAHM31WW002 |
| ムーブメント |
自動巻き |
| キャリバー |
HW2010 |
| ケース素材 |
18Kホワイトゴールド×ダイヤモンド |
| ケースサイズ |
31mm |
| 防 水 |
3気圧 |
| 文字盤 |
ホワイト マザー・オブ・パール
18Kゴールドのロータスモチーフ
マザー・オブ・パール、マルテレ加工の18Kゴールドの花弁 |
| ストラップ素材 |
ブルーパール アリゲーターレザー |
| 仕 様 |
225個のラウンド・ブリリアントカット・ダイヤモンド(約1.50カラット)
7個のマーキースカット・ダイヤモンド(約0.18カラット) |
文：名畑 政治
Text: Nabata Masaharu
1959年、東京生まれ。80年代半ば、フリーライターとして取材活動を開始。90年代からはカメラ、時計、万年筆、ファッションなどを題材に、メンズ誌・情報誌で取材・執筆。94年から毎年、スイス時計フェア取材を継続中。2009年からは時計専門ウェブマガジン「Gressive」の編集に携わり、2015年、Gressive編集長に就任。著書に「オメガ・ブック」、「セイコー・ブック」、「ブライトリング・ブック」(いずれも徳間書店刊)、「カルティエ時計物語」(共著 小学館刊)などがある。
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