日本の高度な技術と繊細な感性が育んだ世界のマスターピース「グランドセイコー」
日本初の高級時計シリーズ グランドセイコーの誕生
1960 初代グランドセイコー
1959年に登場した高精度な「クラウン」の技術を活かして、美的にもスイスに匹敵する水準を実現した初代グランドセイコー。スイスのクロノメーター規格より厳しいグランドセイコーの独自基準「GS規格」に基づくテストに合格したモデルだけが販売された。
グランドセイコーの初代が誕生した1960年は、戦後の混乱から脱し、生活に余裕が見えはじめた、そんな時代。腕時計においても、より高品質なモデルへの要望が高まっていた。そこに登場したグランドセイコーは人々の要求に答えた国産初の高級腕時計であり、数年ごとにモデルチェンジを重ね、名実共に国産時計の最高峰へと上り詰めたのである。
新時代の価値と基準を見据えてグランドセイコーが劇的に復活
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1967 44GS
1966年には初めて東京の第二精工舎が手掛けたGSである「44GS」が誕生。このモデルはセイコーが編み出した独自のデザイン理論である「セイコースタイル」に基づく最初のモデルだ。 -
1998 9S5シリーズ
新開発の機械式自動巻きムーブメントを搭載し、より厳しい新GS規格を適用して復活した機械式GS。ケース外周には究極の鏡面磨きである“ザラツ研磨”を採用し、徹底した作り込みがなされた。 -
2004 9R6シリーズ
世界に先駆けてセイコーが実現した第三のメカニズムであるスプリングドライブは、機械式と同じ「ぜんまい」を動力としながらクオーツと同等の高精度(平均月差±15秒、日差±1秒相当)を実現した。
1966年には初の第二精工舎製GSである「44GS」が登場。これはグランドセイコー独自のデザイン文法「セイコースタイル」を実現した初のモデルとなった。その後もグランドセイコーは自動巻きモデルの登場や10振動/秒の高振動モデルの実現など、着実に進化を重ねた。1998年には完全新設計ムーブメントを搭載する機械式自動巻きの「9S5シリーズ」が誕生。2004年にはぜんまいでローターを回転させ、その運動エネルギーを電気エネルギーに変換してクオーツ(水晶振動子)を発振させて輪列の回転を制御する世界初の機構「スプリングドライブ」を搭載する「9R6シリーズ」が誕生。グランドセイコーはクオーツ、機械式、スプリングドライブという3つの方式を網羅する世界で唯一の高級ウォッチとして、今も進化を続けている。
諏訪湖のさざなみを表現したダイヤルを採用した高精度なスプリングドライブモデル
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Evolution 9 Collection SLGA021
グランドセイコーのスプリングドライブモデルを生産する長野県塩尻市「信州 時の匠工房」から東南にある諏訪湖。この「SLGA021」は、この諏訪湖が、静寂に包まれた夜明け前に、湖面を渡る風によるおだやかなさざ波が立つ様子をイメージしたダイヤルの模様が大きな特徴となっている。この濃紺のダイヤルは、刻まれたパターンの効果によって、光を受ける角度によって実にさまざまな表情の違いを見せてくれる。ムーブメントはぜんまいで駆動し、クオーツで制御する先進のメカニズム「スプリングドライブ」を搭載し、最大約120時間(約5日間)という長いパワーリザーブを実現。さらに精度においても平均月差±10秒という高い精度を確保している。
Ref.:SLGA021
ケース径:40.0mm
ケース素材:ステンレススチール
ストラップ:ステンレススチールブレスレット
防水性:日常生活用強化防水(10気圧)
ムーブメント:自動巻スプリングドライブ(手巻つき)、Cal.9RA2、最大巻上時約120時間(約5日間)、平均月差±10秒(日差±0.5秒相当)、日付つき
仕様:耐磁、シースルーバック
価格:1,155,000円(税込)
ブランドの象徴「獅子」の野性を表現したスプリングドライブクロノグラフGMT
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Sport Collection SBGC253
1960年に発売された初代グランドセイコーから現在まで、ブランドの象徴である獅子。その逞しさと気高さを表現したのが、この「SBGC253」である。獅子の猛々しい爪をモチーフとするケースからラグにかけての力強いフォルム。うねるようなパターンが刻まれたシャイニーホワイトのダイヤルは、獅子のたてがみを有機的なパターンで表現。これに呼応し、幅広のインデックスと太い針が獅子の持つ野性を的確に表現する。この重厚かつマッシブなデザインにも関わらず、ケースとブレスレットはステンレススチールに匹敵する輝きのブライトチタンを採用。これにより軽快な着用感を楽しめる。ムーブメントは平均月差±15秒の高精度を誇るスプリングドライブ「キャリバー9R86」。クロノグラフに加え24時針によるデュアルタイムなど、実用面でも高い機能を備えている。
Ref.:SBGC253
ケース径:44.5mm
ケース素材:ブライトチタン
ストラップ:ブライトチタンブレスレット
防水性:日常生活用強化防水(20気圧)
ムーブメント:自動巻きスプリングドライブ、Cal.9R86、最大巻上時約72時間(約3日間)、平均月差±15秒(日差±1秒相当)、24時針(デュアルタイム表示機能)、ストップウオッチ機能(30分計・12時間計)、パワーリザーブ表示機能、カレンダー連動時差修正機能
仕様:耐磁、シースルーバック
価格:1,639,000 円(税込)
諏訪湖の神秘現象「御神渡り」を思わせるダイヤモンドが輝く白銀のダイヤル
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Elegance Collection STGF379
厳冬期、諏訪湖が全面結氷し、その氷が寒暖差によって膨張と収縮を繰り返すことで一部がせり上がり、一筋の道が現れる自然現象。これを「御神渡り(おみわたり)」と呼び、諏訪市にある諏訪大社上社の男神「建御名方命」が、下諏訪町下社の女神「八坂刀売命」に会うために湖を渡った足跡だとも言われている。この数年に一度しか現れない「御神渡り」をイメージしていまれたのがエレガンスコレクションの「STGF379」である。凍てついた湖上に現れる神秘的な氷の筋道が陽の光を反射して輝く様子を、白銀色のダイヤルと、そこに配置されたダイヤモンドのインデックスやブルースチール仕上げの秒針で表現。静けさと華やかさ、そして荘厳な光景がこのダイヤルに凝縮されている。さらにケースの両側面にもダイヤモンドをセッティング。ケースの曲面に沿う流麗なダイヤモンドのラインが、このモデルの高貴な佇まいをさらに美しく演出する。2023年5月12日発売予定
Ref.:STGF379
ケース径:26.5mm
ケース素材:ステンレススチール
ストラップ:ステンレススチールブレスレット
防水性:日常生活用防水
ムーブメント:クオーツ、Cal.4J51、年差±10秒
仕様:耐磁、ダイヤモンド51個(0.29カラット)入りケース&ダイヤル
価格:913,000円(税込)
型打ちダイヤルから立ち上る北の白樺の気高さと生命感
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Evolution 9 Collection SLGH005
グランドセイコーの機械式モデルの生産を担当するのが、岩手県雫石町にある「グランドセイコースタジオ 雫石」。この日本有数の機械式時計マニュファクチュール(一貫生産工場)の近隣には、我が国でも有数の白樺の美林が存在する。その白樺の美林にインスピレーションを受けて誕生したのが、ここで紹介する「SLGH005」。白樺の陰影に富んだ林をイメージした型打ち加工によるダイヤル。微妙な凹凸による繊細なカラーリングが、北の大地に根ざす白樺の凛とした佇まいを想起させる。搭載されるのはメカニカルハイビートムーブメント「Cal.9SA5」。高い効率を実現したデュアルインパルス脱進機やツインバレル(二つの動力ぜんまい)などの採用により、36,000振動/時という高振動にも関わらず最大巻上時で約80時間という長いパワーリザーブを獲得。さらに水平輪列構造によって薄型化をも実現した、実用性と審美性を両立させたタイムピースである。
Ref.:SLGH005
ケース径:40.0mm
ケース素材:ステンレススチール
ストラップ:ステンレススチールブレスレット
防水性:日常生活用強化防水(10気圧)
ムーブメント:自動巻メカニカル(手巻つき)、Cal.9SA5、最大巻上時約80時間、平均日差+5秒~-3秒(携帯精度 日差+8~-1秒)
仕様:耐磁、シースルーバック
価格:1,155,000 円(税込)
最上のタイムピースとの出会いを演出する大丸心斎橋店 グランドセイコーサロン
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