グランドセイコーの新しい世界観を体現するサロンが
大丸心斎橋店 本館6階にリニューアルオープン

 関西随一の品揃えを誇る大丸心斎橋店 本館6階の時計サロンにおいて、来たる6月12日(水)、長く時計愛好家の方々に親しまれたグランドセイコーサロンがリニューアルオープンとなる。売場がスケールアップし、品揃えも一層充実して新たな時を刻み始めることとなった。

 このリニューアルに伴い、サロン全体のデザインに最新コンセプトを導入。これまで以上に深くグランドセイコーの世界観を堪能できる仕様に生まれ変わる。

 

 

 そして同時に大丸心斎橋店で「SHINSAIBASHI WATCH FAIR 2024」が開催されていることから、新生グランドセイコーサロンでは2024年6月12日(水)→25日(火)まで、特別なフェアが開催される。この機会に是非、大丸心斎橋店 本館6階の時計サロンの新生グランドセイコーサロンにお越しいただき、あなただけの特別な一本とスペシャルなギフトを手に入れていただきたい。

 

日本が世界に誇る第三の駆動方式
スプリングドライブの魅力を解剖する

 1960年、世界最高峰の時計を作るという理想を掲げて誕生した「グランドセイコー」は、クオーツ時計が主流となった1970年代末からの休眠期間を経て復活し、今や名実ともに日本を代表する高級時計ブランドとなった。このグランドセイコーには機械式、クオーツ、スプリングドライブという3つの駆動方式があるが、その中で、もっとも新しい機構がスプリングドライブである。

 スプリングドライブとは機械式とクオーツの特徴を兼ね備えたハイブリッドなシステム。簡単に言えば「巻き上げたぜんまいがほどける力で歯車を動かし、同時にその回転力を用いてローターで発電し、その電力でクオーツと電子回路を作動させてローターと歯車を制御して正しい時刻を表示する」機構である。

 スプリングドライブの誕生は1999年。セイコーから手巻き方式のスプリングドライブムーブメント「Cal.7R68」を搭載する限定モデルが発売された。そしてグランドセイコーへの搭載が実現したのが2004年。自動巻きのスプリングドライブムーブメント「Cal.9R65」が完成し、これを搭載する初のグランドセイコーが発売された時だった。この後、スプリングドライブは着実に進化し、クロノグラフやロングパワーリザーブのモデルが登場。2020年には高精度と5日巻を両立させた「Cal.9RA5」搭載モデルが登場し、高級腕時計の駆動方式として確かな地位を確立するに至る。

 また、スプリングドライブのもうひとつの大きな特徴は、電池やモーターに頼らない自己完結型のエコロジーな時計駆動と制御のシステムであること。これらが評価されスプリングドライブは公益財団法人日本環境協会が実施する「環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品」に与えられるエコマーク認定商品となっている。

 2024年は、このスプリングドライブがグランドセイコーに搭載されて20周年という節目の年。そこで大丸心斎橋店の新生グランドセイコーサロンでは、セイコーだけが生み出すことができた世界唯一の駆動方式であるスプリングドライブの精緻なメカニズムとサステナブルな魅力を、より多くの時計ファンに知っていただきたいと願い、ここにグランドセイコーを代表する3つのスプリングドライブ搭載モデルを紹介する。

 

穂高連峰に囲まれた信州の時計工房が生んだ
純白ダイアルが眩しいスプリングドライブモデル

 機械式とクオーツのハイブリッドな「スプリングドライブ」ムーブメントを搭載するグランドセイコーの製造を担当するのが長野県にある「信州 時の匠工房」である。この工房から生み出されたヘリテージ コレクション「SBGA211」には、工房がある信州諏訪・塩尻地方を囲む日本アルプスの穂高連峰からインスピレーションを得た独特の文字板を採用する。

  • それが、この「雪白パターン」と呼ばれる文字板だ。それは穂高岳連峰を吹き抜ける冷たく乾いた風が生み出す繊細な風紋のパターンを取り入れた純白の文字板。その雪面を表現した文字板の上をブルースチール仕上げが施された秒針が、スーッと静かに移動していく。これがスプリングドライブならではのスイープ運針。それは機械式時計のチクタクという動きでも、クオーツのカチッカチッとしたステンプ運針でもなく、途切れることなく連続して移ろっていく、自然な時の流れを表している。このモデルのケースとブレスレットは、ステンレススチールと比べ、約30%も軽量にして、耐傷性・耐食性にも優れた「ブライトチタン」を採用。磨き込まれた美しさはステレンスと同等ながら、極めて軽量で心地よい装着感を提供する。搭載するムーブメントはスプリングドライブ方式の「Cal.9R65」。高い精度はもちろん、最大巻上時のパワーリザーブは約72時間(約3日間)もあり、文字板左下に設置されたパワーリザーブ表示で、その巻き上げ状態を確認することができる。
  • Heritage Collection

    品 番 SBGA211
    ケースサイズ 横 41.0mm 縦 49.0mm 厚さ 12.5mm
    ケース素材 ブライトチタン
    防水性 日常生活用強化防水(10気圧)
    ムーブメント スプリングドライブ 自動巻(手巻つき)
    仕 様 ねじロック式りゅうず
    耐メタルアレルギー
    石数 30石
    パワーリザーブ表示機能
    価 格 税込 858,000円

 

長時間駆動のスプリングドライブを搭載する
グランドセイコーの本格ダイバーズ

 1967年に発売された「44GS」で確立されたデザイン文法が「セイコースタイル」。このエボリューション9 コレクション「SLGA023」は、その「セイコースタイル」を発展させ、腕時計としての使いやすさや美しさをさらに追求した新しい「エボリューション9スタイル」を採用したグランドセイコーならではのダイバーズウォッチ。

  • 本格ダイバーズに求められる公的基準であるISO規格をクリアし、200mの防水性能に加え、最上級の視認性や操作性、堅牢性を保有。搭載されるムーブメントは、機械式とクオーツのハイブリッドなシステムである「スプリングドライブ」方式を採用した「Cal.9RA5」。
    最大巻き上げで約120時間(約5日間)という長いパワーリザーブを実現し、通常の状態であれば平均月差±10秒(日差±0.5秒相当)という高い精度を持つ高精度なムーブメントが採用されている。また、文字板のパターンにも注目したい。
    それは黒潮と親潮がぶつかりあう荒々しくも多様性に富んだ日本の海のダイナミズムを表現した力強いパターンを刻んだもの。潜水時間の把握に役立つ逆回転防止ベゼルには、タフで傷つきにくいブルーセラミックス製の表示板が採用されている。
  • Evolution 9 Collection

    品 番 SLGA023
    ケースサイズ 横 43.8mm 縦 51.5mm 厚さ 13.8mm
    ケース素材 ブライトチタン
    防水性 200m空気潜水用防水
    ムーブメント スプリングドライブ 自動巻(手巻つき)
    仕 様 逆回転防止ベゼル
    ねじロック式りゅうず
    ダブルロック中留
    中留 一部ステンレススチール
    パワーリザーブ表示機能
    価 格 税込 1,595,000円

 

風に揺らぐ諏訪湖の水面に着想した
立体感あふれる文字板が魅力のモデル

「スプリングドライブ」モデルの故郷である「信州 時の匠工房」のほど近くには信州一の大きさを誇る諏訪湖がある。このエボリューション9 コレクション「SLGA019」は、早朝、諏訪湖の上を渡る風が起こす“さざ波”をイメージした立体的なパターンが刻まれた文字板を採用。

  • 深みのあるブルーに彩られた文字板は、光を受けて表情を刻々と変化させ、まるで諏訪湖の湖面のように尽きることのない魅力を発散する。ケースやブレスレットには、軽く錆びにくく、ステンレススチールより30%も軽量な「ブライトチタン」を採用。美しい輝きと共に、軽快な装着感を実現し、長期間の愛用を支えてくれるに違いない。搭載ムーブメントは「信州 時の匠工房」で組み立てられたスプリングドライブ方式の「Cal.9RA2」。最大巻上で約120時間(約5日間)という長いパワーリザーブを保有し、たとえば週末にはずして週明けに手に取ったとしても動き続けている高い実用性が大きな特徴となっている。
  • Evolution 9 Collection

    品 番 SLGA019
    ケースサイズ 横 40.0mm 縦 47.9mm 厚さ 11.8mm
    ケース素材 ブライトチタン
    防水性 日常生活用強化防水(10気圧)
    ムーブメント スプリングドライブ 自動巻(手巻つき)
    仕 様 ねじロック式りゅうず
    耐メタルアレルギー
    パワーリザーブ表示機能
    価 格 税込 1,386,000円

 

  • グランドセイコーフェア開催
    2024年6月12日(水)→25日(火)

    期間中、グランドセイコーをお買い上げの方にグランドセイコーオリジナルノベルティをプレゼント。
    さらに税込110万円以上をお買上げの方には、セミオーダーのレザーストラップをプレゼント。
    お好みの素材やカラーをお選びいただき、あなただけの特別なストラップをお仕立てして進呈いたします。(納品まで約6か月ほど、お時間をいただきます)